ムン・ジェインの「現金化は望ましくない」等の発言にも日本政府は「行動が伴わなければ信用できない」とばっさり……ですよね

韓国大統領発言、政府は韓国側の具体策注視…外務省幹部「行動伴わなければ信用できない」(読売新聞)
日韓両政府は外交解決を探ってきたが、韓国側のこれまでの提案は日本企業の賠償を前提にしたものばかりで、日本側は不信感を募らせている。外務省幹部は「文氏が現金化への危機感を表明したのは前進」と評価した上で、「大統領の発言は行動が伴わなければ信用できない」と指摘した。
(引用ここまで)
「行動が伴わなければ信用できない」
まあ、これに尽きます。
カン・チャンイル駐日韓国大使が同様のことを韓国メディアに対して述べた際に、楽韓Webでも同じことを書いていますが。
これまで散々、日本側に「賠償すれば同額を企業に支払う」等、賠償前提の提案しかしてこなかったこともありますし。
そもそも「最終的かつ不可逆的に解決」とした国家間の合意を実質的に破棄した政権なのですから、信頼はもはやゼロ。
もう言葉だけじゃなんとも対応しかねるというのが政府の本音でしょう。
坂井官房副長官も「韓国に毅然と対応していく」と定例記者会見で述べています。
2分45秒と、7分30秒くらいからがムン・ジェイン大統領の会見に対応した話。
皇帝的権力者とまでいわれる韓国の大統領が「現金化はよろしくない」「日韓間で対話したい」って言い出したことに対して、日本政府からは「今後の行動をしっかり注視したいと思っています」って言われちゃうレベルになったのですね。
徴用工裁判をこの2年ちょっと、ほぼ放置してきたツケが回っているわけですよ。
せめて今回の会見くらいのことが徴用工裁判直後にコメントとして出てきたのなら、まだ対応できる部分はあったでしょうにね。
この判断に到達するまで2年とかなにをしてきたのやら。
外交部に日本とのコネクションのある官僚がいなくなった(積弊勢力として追いやった)っていうのも大きいのだろうなぁ。
Source: 楽韓Web